リジンを摂取できる食べ物

 

 

リジンはたんぱく質の組成に不可欠な必須アミノ酸のひとつです。必須アミノ酸は体内で生成出来ないため食べ物から摂取する必要があります。体内に不足すると皮膚、内臓など体のあらゆる部位の正常な働きに影響を与えます。たとえばウィルスに対する免疫力や抵抗力が低下するため、単純ヘルペスウィルスに感染しやすくなり、唇や皮膚の柔らかい部分に湿疹が出来ます。また慢性疲労の原因にもなります。

 

たんぱく質には動物性と植物性がありますが、リジンは主に動物性の食べ物に多く含まれています。体内に不足した場合、集中力の低下、貧血などの症状が出たり、血液中のコレステロール値が極端に高くなるリスクがあります。カルシウムの吸収にも影響を及ぼすため、骨粗鬆症や子どもの成長に影響を及ぼすこともあります。リジンなどの必須アミノ酸は、子どもから高齢者まで必要な栄養素なので、日々の食べ物からしっかりと摂取するよう心がけることが大切です。

 

リジンを摂取できる食べ物は、動物性なら魚、肉、乳製品、卵で植物性では大豆です。野菜はビタミンやミネラル、食物繊維の摂取には欠かせませんが、野菜だけの生活ではリジンをはじめとするアミノ酸の摂取量が不足します。

 

毎日の献立に主菜を肉・魚・卵にして、副菜に豆腐、納豆などの大豆食品、間食に牛乳やきな粉などを用意すると、バランスの良い献立となり、多くの栄養素を過不足なく摂取出来ます。外食なら最も栄養のバランスがとりやすいのは和食の定食です。穀類はリジンの含有率が低いので、おかずから摂取するように心がけると良いでしょう。通常はベジタリアン、極端なダイエット、ファストフード中心生活をしていない限りは、リジンの摂取量が不足することはありません。