ベジタリアンのリジンの摂取方法

 

 

ベジタリアンにも段階があり、肉や魚などを食べない程度から卵、乳製品も一切摂取しないビーガンまであります。人間の体にはたんぱく質が必要という考え方から、動物性のたんぱく質を摂取しないベジタリアンはどうやって免疫力や骨格を維持しているのかと、不思議に思う人がいます。

 

たんぱく質は体内で生成されるので、リジンを含む必須アミノ酸が不足なく摂取出来ていれば問題はありません。必須アミノ酸は食品から摂取しなければならず、主に肉や魚に含まれていますが、穀類にはリジン以外の必須アミノ酸が含まれています。リジンは大豆製品から摂取出来るので、ベジタリアンが食べられる食材を組み合わせて工夫すれば、必須アミノ酸はが不足する心配はありません。

 

リジンは成人で1日に体重1kg当たり30mgが必要とされています。体重50kgの人なら1日に1500ng必要ということになります。体内でのたんぱく質の生成をサポートし、ウィルスの侵入抑制、免疫力向上には不可欠な成分です。唇などに水疱が出来るヘルペス感染をしやすい人はリジンが不足している可能性があります。また肝機能を正常に維持するのにも必要で、肝臓の働きが低下すると二日酔いになりやすい、脂肪が蓄積しやすい、血中コレステロールが増加します。他に貧血、疲れやすい、骨の健康などの対策のためにもリジンが不足しないように注意が必要です。1日の必要量を摂取するには、動物性の食材を摂取出来るなら、豚ロース100gや秋刀魚150gで十分ですが、ベジタリアンの場合には、大豆、納豆、豆腐、果物で補う必要があります。どうしても必要量の摂取が難しい場合には、植物由来の原材料で作られたリジンサプリメントを利用するとよいでしょう。