リジンが欠乏したときに発症しやすい症状

 

 

リジンはたんぱく質の生成をサポートする働きがある必須アミノ酸のひとつです。主に動物性たんぱく質に含まれているので、1日3食、栄養のバランスが整った食事を心がければ、毎日の食事から不足しないように摂取することが出来ます。豚のロース肉、大豆、真鯵、卵、納豆など日常的に頻繁に食べられている食材で十分に補えます。、ただベジタリアンやビーガンとして野菜中心の食生活をしていたり、たんぱく質を摂取しないような過度なダイエットを続けていてたんぱく質の摂取が少なくなると、必要な量の確保が出来ないため、欠乏症の症状になる可能性があります。

 

リジンが欠乏すると、質の良いたんぱく質の生成が出来なくなり免疫力や肝臓の働きが悪くなります。具体的な症状として最も多いのが、ヘルペスウィルス菌に対する抵抗力が低下して、唇や粘膜に単純ヘルペスによる水疱が出来やすくなることです。貧血、目の充血、疲労感、吐き気、めまいなどの症状が起こる場合もあります。肝臓の機能が低下することもあります。

 

肝臓の働きが低下すると、アルコールの分解が上手く出来なくなり、二日酔いになりやすくなったり中性脂肪の蓄積・血中コレステロールの増加によって、生活習慣病の発症率が高くなったりします。カルシウムの生成力も低下するので、将来的に骨粗鬆症になる可能性も高くなります。サプリメントを使用した場合、用量・用法を無視して飲むと過剰摂取になることがあり、欠乏症と同じような症状を発生することがあります。過剰摂取は食事だけからリジンの摂取をしている場合には起こることはありませんが、欠乏症は食事の内容によっては起こる可能性があることから、サプリメントを利用して不足分を補う必要があります。