リジンの適切な摂取量とは

 

 

リジンはたんぱく質食品に多く含まれている必須アミノ酸のひとつです。日常生活で必要な摂取量は、成人の場合で体重1kgあたり30mgです。体重60kgの人なら1800mgの摂取量があれば健康的な生活を過ごせる計算になります。リジンの含有量を食品で換算すると、たとえば納豆1パック約55gには550g、豚ロース肉70gに1400mg、さんま150gに1470mg、と比較的たくさん含まれています。

 

摂取量に神経質にならなくても、肉や魚を主菜にして1日3食をしっかりと食べれば、普通の食生活で不足する心配はありません。ただ極端に偏った食生活をしている人や動物性たんぱく質を食べない習慣の人は、不足する可能性があるので注意が必要です。また特別な効果が欲しい場合には、通常よりも多くの量が必要となります。

 

代表的なリジンの働きは免疫力の維持で、ヘルペスウィルス感染による単純ヘルペスの発症を予防します。肝機能の維持にも有効で、アルコール分解を促進させて二日酔いを予防したり、中性脂肪や血液中のコレステロールを減らす働きも持っています。この他にも疲労回復、アンチエイジング、ダイエット、集中力アップなどの働きがあります。

 

育毛に欠かせない栄養素としても注目されています。育毛には髪の毛のたんぱく質・ケラチンの生成力をアップすることが大切なので、通常1日に1800mg必要な人なら、育毛効果を得るためには1.5倍から2倍の摂取量が必要となります。食事から摂取する分には過剰摂取しても副作用などの心配は全くありませんが、サプリメントを利用する場合には利用する製品の用量・用法を守ることが必要です。育毛などの特定の効果を目的としてアミノ酸のサプリメントを飲む場合、たっぷりの水で空腹時に飲む方が効果が得やすいです。