リジンは果物から摂取できる?

 

 

リジンを含む必須アミノ酸はたんぱく質の生成に不可欠な栄養素ですが、食品からでなければ摂取出来ません。主に動物性たんぱく質が豊富な食材に含まれているため、肉、魚を積極的に食べることが大切です。植物性たんぱく質の大豆製品にも比較的多く含まれています。成人が1日に必要な量を摂取するとしても、1日3食の食事で合算して1500mgから2000mg摂取すればいいので、意識をして大量に食べる必要はありません。豚のロース肉なら100g、秋刀魚なら可食部分が100gあれば十分です。穀類や野菜にはほとんど含まれていないので、食材のバランスを考えた食生活を心がけることが大切です。

 

野菜や果物にはビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれていて、美容と健康には欠かせない食材です。厚生労働省でも1日淡色野菜230g・緑黄色野菜120gの野菜の摂取を推奨しています。ただリジンなどのアミノ酸に関しては、1日の必要量を満たせるほどの量は含まれているものはありません。炭水化物が多く、栄養補給の優等生と言われているバナナでも100gに含まれるリジンの量は約50mgです。森のバターと呼ばれているアボカドは100g当たり約140mgのリジンが含まれています。健康効果の高いオレイン酸も含まれていますがカロリーが高いです。果物だけでリジンをはじめとする1日に必要なアミノ酸を摂取するのは難しいと言えます。

 

果物からは1日に必要なリジンなどの必須アミノ酸を取り入れることは難しいですが、果物には動物性たんぱく質が豊富に含んでいない、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。ビタミンにもアミノ酸のような免疫力低下予防や改善の効果がありますし、食物繊維には体内の老廃物の排泄を促す働きがあります。食事にはバランスの良い食材を幅広く取り入れることで、健康的な食生活を送れるようになります。